SSブログ

脳細胞のエネルギー源となるケトンとは何か? ココナツオイルと中鎖脂肪酸 [アルツハイマー]

スポンサーリンク




ケトンは、脳細胞のエネルギー源となる


 ケトンは人類の進化にとって、なくてはならないものだった
ようだ。はるか昔の祖先はもちろん、今日の世界に暮らしてい

るわたしたちも、おなかいっぱい食べられるときもあれば、
飢餓に耐えなければならないときもあるでしょう。

私たちの体は、食べ物があるときには、炭水化物を消化して作
られるグルコースと、脂肪を体に蓄え、食べ物が手に入らない
ときにはそれらを引き出して使うようになっています。

 24時間から36時間、絶食すると、体はグルコースの蓄えを使
いきってしまう。すると体は脂肪を燃やし始め、炭素を含む小
さな分子であるケトンを遊離させる。今度はこのケトンがおも

エネルギー源となり、また食べ物が手に入るまで、脳やその
他の器官で利用されます。この体の防御のプロセスは〈ケトー
シス〉と呼ばれています。

 わたしたちのほとんどは、飢餓の問題に悩まされることもな
く、いつもグルコースを使えるため、ふだん血流中にあるケト
ンはそれほど多くないのです。ですが、

 絶食などの飢餓状態以外にも、体がおもなエネルギー源をグ
ルコースからケトンに切り替える状況がいくつかある。極端に
高脂肪で低タンパク質、低炭水化物のケトーシス誘発食を摂る

こともそのひとつです。

また、炭水化物を減らすアトキンス・ダイエットは、それより
ゆるやかな形のケトン食だが、やはり軽いケトーシスをもたら
すと考えられます。

〈糖尿病性ケトアシドーシス〉は、Ⅰ型糖尿病の重い合併症だ
が、ケトンのレベルが、飢餓やケトン食摂取の際の5倍から10
倍と、危険なほど高くなったときに起こるといいます。

 ほかにも、脳細胞がケトンを利用できるようになる道があり、
ココナツオイルなど中鎖脂肪酸を含む食物を食べると、一部が
肝臓で代謝されてケトンになり、血流中に入ります。ある研究

によれば、ケトーシス中には脳の血液循環が39%も増えるらし
いです。

 ケトンは脳を有害な物質から守っている血液脳関門をやすや
すと通過し、脳細胞のエネルギー源となります。ケトンは同じ
量のグルコースよりも強力なエネルギー源で、細胞内で2倍近

くのATP(アデノシン三リン酸)を作ります。

といっても、中鎖脂肪酸を摂取したことによるケトンのレベル
は、糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こすレベルには遠く及
ばないといいます。


YouTubeで月額36万の不労所得収入を得る方法(※証拠映像-あり) 
 ⇒ http://bit.ly/1wd5y91



スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。